(グーグル株式会社 モバイルビジネス統括部長 John氏)
ジョン・ラーゲリンさん。
彼は間違いなくGoogleのモバイル戦略におけるキーマンだろう。
元NTT DoCoMo出身で日本語ぺらぺら。弊社にもごくたまに遊びに来る。
彼の発表をMarkezineで拝見しましたが、何か解せないんだよなぁ。
当然ながらインターネットへアクセスするデバイスとして「ケータイ」は
重要な地位を占めるようになってきました。Googleもそのインターネットの入り口
となりつつある「ケータイ」戦略を重要視している。
そしてユーザーがインターネットに求めることを以下3つと定義。
- 効率的に情報を検索する
- 情報を共有しビジネスに生かす
- コミュニケーション
そして、それらに答えるためにGoogleが提供するサービスを
以下のように挙げている。
- 検索
- 広告
- アプリケーション
でもPC同様、ケータイにGoogleサイトがあって、
検索ワードを入力するってのはどうだろう?
ケータイで文字入力するのは面倒くさいし、ブロードバンド環境も整っていないので
ネットサーフィンは結構面倒くさかったりする。
現在、iPhone向けにGoogle音声検索を開始しているが、
このように音声で検索できるとかにしないと、あまりケータイで検索ってのは
しないんじゃないだろうか?検索のし易さがキーになるだろう。
僕が解せないのは②広告だろう。
モバイルでも検索連動広告が威力を発揮すると言っているけど
本当なのか?ケータイ経由でモノを買う人は確かに増えているけど、
ECサイトやら何やらでしっかり商品の写真を見たり、レビューを見ながらなら分かるんだけど
テキストバナー経由で企業のWebサイトで買うかな?まぁ、ポータル経由でかつその入り口としての検索連動広告ならあるのかもしれないけど、楽天をブックマークすればそれで終わりという話でもあるような気がする。
記事には色々語られていますが
PC同様のことをケータイにも提供していくという強い発言がありました。
んんん、これもどうだろう。PC同様のものをユーザーは果たして求めているんだろうか?
ケータイならではのサービスってのを開発しなければいけないような気がする。
YouTubeが例に挙げられていたけど、PCで見るYouTubeと、
ケータイで見るYouTubeは同じでなければいけないのだろうか?
僕は違うような気がする
ケータイならではの、(現在地近くの映像がボタン一発で検索できるとか)サービス
にしていかないとあかんと思うのです。
Androidは調子良いみたいなんで、来年は期待してます。
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