7月のiPhoneの発売で、スマートフォン市場が注目を集めているみたいです。
net上では〝四つ巴〟の決戦だと騒がれているようですが、各社のラインアップを見てみると。
・DoCoMo→Black Berry
・au→タッチプロ(台湾HTC製)
・SoftBank→iPhone
・EMobile→タッチダイヤモンド(台湾HTC製)
となっている。auとEMのは良く分からんけど、「BlackBery」は北米を中心に実績を出してきているので注目機種であることは間違いないだろう。
ちなみにスマートフォンとはパソコンの機能を取り込んだ高性能携帯端末と表現される。
つまりパソコンの小さいもので、Windowsとかが搭載されているので、普段PCでやっていることもケータイで出来ちゃうってわけです。
じゃぁ。誰が買うのか?
日本のケータイは既にインターネットに常時接続出来るし、メールだって使える。Googleカレンダーなんかを使えばスケジュール管理だって出来る。ようは何だって出来るのだ。一般の人はあんまし買わないだろう。ということは法人市場ということになる。スマートフォンを使うことで業務の効率がUPすると。ただ、別にスマートフォンじゃなくても業務上問題なくやっていける(僕は普通の会社ケータイを持たされているが、別に効率が悪いとかスマートフォンだったりとか思うことはない)。はて、ではドコにスマートフォン市場が存在するのか?
僕が思うに一般の人達だろう。
iPhoneは現在の日本で最も売れたスマートフォンだと思うが、買った人たちはiPhoneをスマートフォンだと認識しているのだろうか?恐らくしていないと思う。普通のケータイとして、そのデザイン性やUIF、Appleの世界観等に興味を持って購入しているのだと思う。
よって、スマートフォンは法人にではなく個人に向けた商品設計をしなければ日本では売れない。今度発売されるBlackBerryは動画再生や音楽再生などのエンタメ機能が充実するとのコトなので、間違いないだろう。
今回のSoftBankのiPhone無料ばら撒き作戦は、必ず失敗に終わる。(そもそも頻繁に固まったり、電波が繋がりにくかったりするデバイスをビジネスシーンで使えるはずがない。逆に非効率になるだろう)。
そもそも、日本のケータイももはやスマートフォンみたいなものなので、改めて特別に売り出す必要は無い。個人のユーザーが喜ぶようなデザイン、機能を盛り込むことがすべてなんじゃないの?
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