電通とROBOTが新しくはじめた「モバイル表現研究所」です。
これはモバイルでしか表現できないもの、もしくはモバイルで表現したほうが
面白い映像コンテンツを企画、開発することを目的に設立されたようです。
コレは確かに素晴らしい。
ケータイとPCとはコンテンツを作るうえでも、考え方がまったく違う。
コンテクストやインターフェースが全然違うので、PCと同じものを作っても
効果が無かったりする。
僕が広告の仕事をしていた時に(当時は紙とWeb)
Webのコンテンツをどうするか?とクリエイターと相談していた際に
紙(雑誌)と同じ内容でよいんじゃないすか的な発想が出てくるケースが多かった。
まぁ、入稿までの時間とか、そもそもWebの特性を生かしたインタラクティブな仕掛けが出来ない規定だったとか、いろいろあるにせよ。
雑誌を読んだ人と、PCでアクセスした人。
それぞれ期待値があると思う。単にリーチを増やすのではなくて、PCでアクセスしてよかったとか、金払ってまで雑誌買ってよかったと思わせる工夫が必要だと思うわけです。
だからこそ、
モバイルでしか出来ないことを追求する、この研究所。
注目しております。
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